集合住宅でスカパーを見るには?共聴工事の仕組みと導入の流れ
- ブログ

「マンションやアパートに住んでいるけれど、スカパーを見たい」というご相談をいただくことがあります。戸建て住宅であれば個別にアンテナやチューナーを設置すれば済みますが、集合住宅の場合は建物全体の共聴設備との兼ね合いが関わってくるため、事情が少し異なります。今回は、集合住宅でスカパーを視聴できるようにするための共聴工事について、仕組みや導入の流れを詳しくご紹介します。
集合住宅でスカパーを見るための2つの方法
集合住宅でスカパーを視聴する方法は、大きく分けて2つあります。
- 個別受信:専用のアンテナを住戸ごと、またはベランダなどに個別に設置し、その住戸だけでスカパーを視聴できるようにする方法
- 共聴受信:建物全体の共聴設備にスカパー用の設備を組み込み、希望する住戸でスカパーを視聴できるようにする方法
戸数の少ない建物や、入居者の希望が限定的な場合は個別受信で対応するケースもありますが、多くの住戸でスカパーの視聴ニーズがある場合や、建物の外観・美観を保ちたい場合には、共聴設備側での対応が選ばれることが多くなっています。
共聴設備でスカパーに対応する仕組み
既存の共聴設備が地上デジタル放送やBS/CS放送のみに対応している場合、スカパーの電波(スカパーはCS放送の周波数帯を利用しています)を受信・分配するためには、対応するアンテナやブースター、分配器が必要になります。既存の設備がすでにCS放送に対応している場合は、比較的少ない工事で対応できることもありますが、対応していない場合は、アンテナやブースターなどの機器を新たに設置・交換する必要があります。
導入までの流れ
集合住宅でスカパーに対応する共聴工事を行う場合、一般的には以下のような流れで進みます。
- 既存設備の受信状況の確認:現在の共聴設備がスカパーの電波(CS放送)にすでに対応しているかどうかを確認します。
- 必要な機器の検討:対応していない場合、追加・交換が必要なアンテナ・ブースター・分配器を検討します。
- 施工計画の作成:建物の構造や配線状況を踏まえ、工事の範囲やスケジュールを計画します。
- 施工:アンテナの設置や機器の交換、配線工事を行います。
- 受信確認:工事後、スカパーを希望する住戸で正常に受信できるかを確認します。
なお、スカパーの視聴には別途スカパーとの契約や、各住戸でのチューナー・対応テレビの準備も必要になるため、共聴設備側の工事とあわせて、入居者様への案内も重要なポイントになります。
工事を検討する際に確認しておきたいこと
集合住宅でスカパー対応の共聴工事を検討する際は、以下の点を確認しておくと、スムーズに導入を進めやすくなります。
- 既存の共聴設備がCS放送(スカパー)にすでに対応しているかどうか
- 建物全体で何世帯程度がスカパーの視聴を希望しているか
- 工事によって既存の地上デジタル放送やBS放送の受信に影響が出ないか
- 入居者様への周知や、契約手続きに関する案内方法
特に、既存設備の対応状況によって必要な工事範囲や費用感が大きく変わってくるため、まずは現状の設備を調査したうえで、具体的な工事内容を検討することをおすすめします。
株式会社はじめシステムについて
株式会社はじめシステムでは、集合住宅における共聴設備のスカパー対応工事について、既存設備の調査から機器の選定、施工、受信確認まで一貫して対応しております。「集合住宅でスカパーを見られるようにしたい」というオーナー様・管理会社様からのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。