新築物件の共聴工事はいつ検討する?流れと押さえておきたいポイント
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新築のマンションやアパートを計画する際、意外と後回しにされがちなのが「テレビをどう受信させるか」という共聴設備の検討です。今回は、新築物件における共聴工事について、検討を始めるべきタイミングや工事の流れ、注意しておきたいポイントを詳しくご紹介します。
新築物件で共聴工事が必要になる理由
新築の集合住宅では、各住戸に個別のアンテナを設置する方法もありますが、住戸数が多くなるほど、建物の外観や施工の手間の面から、共聴設備を導入するケースが一般的です。1本(または複数)のアンテナで受信した電波を、建物内の分配設備を通じて各住戸に届けることで、外観をすっきりと保ちながら、全住戸で安定した受信環境を確保できます。
また、地上デジタル放送だけでなく、BS・CS放送やスカパーといった衛星放送への対応を希望される場合も、共聴設備の設計段階でどこまで対応するかを検討しておく必要があります。
検討を始めるべきタイミング
共聴工事は、建物の設計段階から検討を始めておくことが望ましい工事のひとつです。理由としては、以下のような点が挙げられます。
- アンテナの設置位置や配線ルートは、建物の構造や外観デザインに関わるため、設計段階での調整が必要になる
- 電気設備工事など、他の設備工事と並行して進めることで、工程全体の効率化につながる
- 周辺の電波環境によっては、事前の電波調査が必要になる場合があり、調査結果を踏まえた設計変更に時間がかかることもある
着工直前や工事途中で検討を始めると、他の工事との調整が難しくなったり、スケジュールに影響が出たりすることもあるため、できるだけ早い段階で共聴設備の担当業者に相談しておくと安心です。
工事の大まかな流れ
新築物件における共聴工事は、一般的に次のような流れで進みます。
- 周辺の電波環境の確認:建築予定地周辺で、地上デジタル放送やBS・CS放送がどの程度の強さで受信できるかを確認します。
- 設備計画の設計:アンテナの設置位置、必要な分配器・ブースターの機種や台数、各住戸への配線ルートなどを設計します。
- 他の設備工事との調整:電気工事など、他の設備工事との工程調整を行いながら、施工計画を確定します。
- 施工:アンテナの設置、配線工事、分配設備の設置などを行います。
- 竣工前の受信確認:全住戸で正常に受信できているかを確認し、必要に応じて調整を行います。
検討時に確認しておきたいポイント
新築物件の共聴工事を検討する際は、以下の点をあらかじめ確認しておくと、竣工後のトラブルを防ぎやすくなります。
- 地上デジタル放送だけでなく、BS・CS放送やスカパーへの対応も含めるかどうか
- 将来的な住戸数の変更(増築など)にも対応できる設計になっているか
- 建物周辺の電波環境によって、追加の電波障害対策が必要にならないか
- 他の設備工事の担当業者との調整をスムーズに進められる業者かどうか
特に、周辺に高層建築物が多いエリアや、放送局からの距離が離れているエリアでは、想定より受信状況が悪くなるケースもあるため、設計段階での事前調査が重要になります。
株式会社はじめシステムについて
株式会社はじめシステムでは、新築物件の共聴設備工事について、設計段階での電波調査から設備計画、施工、竣工前の受信確認まで一貫して対応しております。設計事務所様、デベロッパー様、ゼネコン様からのご相談も多くいただいておりますので、新築計画における共聴工事の検討でお困りの際は、お気軽にご相談ください。